ペットカメラ(見守りカメラ)を使うと決めたとき、次に悩みやすいのが「どこに置けばいいの?」という設置場所の問題です。
なんとなく部屋全体が映る場所に置いてしまいがちですが、設置場所によっては、見えすぎて飼い主の不安が増えることもあります。
私は愛犬から愛猫までと暮らしてきた20年以上の経験があります。その経験から辿り着いた、見守りカメラを置くおすすめの考え方と、安心につながりやすい位置を整理してご紹介します。

ペットカメラ設置場所はどこがおすすめ?「全部見ない」のが安心のコツ
猫が留守番中に何をしているか、飼い主なら誰しも気になるものです。
しかし、見守りカメラで家中のすべてを監視しようとすると、かえって飼い主のメンタルに悪影響を及ぼすことがあります。
大切なのは、猫のプライバシーを守りつつ、異変に気づける「ポイント絞り」です。
安心できるポイント
- ペットカメラは家全体を映す必要はない
- 確認したいポイント(食事・睡眠・移動)を決めることが大切
- 見えすぎない配置のほうが、飼い主の安心感につながる
ペットカメラは、「見守りカメラ」とも呼ばれるように、「何が起きているかを把握する補助」であって、監視するためのものではなく、見守るためのものです。
ペットカメラで「本当に確認したいこと」を整理する
設置場所を決める前に、「なぜペットカメラを置くのか?」を明確にしましょう。
猫の留守番中の不安を解消するためには、漠然と眺めるのではなく、安心できるチェックポイントを決めておくことが大切です。
我が家の「てん」や「ゆず」のように、性格が異なる猫がいる場合は特に、個性に合わせたチェック項目が必要になります。
- 猫がお気に入りの場所で寝ているかどうか(体調の確認)
- 落ち着いてリラックスして過ごしているか(精神面の確認)
- 決められた時間にごはんを食べているか(食欲の確認)
- 特定の場所で不安行動(過度な鳴きなど)が出ていないか(行動の確認)
愛猫のすべてを確認しようとすると情報過多になり、仕事中にカメラの映像が気になって集中できなくなる「カメラ依存」に陥るリスクもあります。※私はなりました!しかも、重度!?
猫の留守番に最適!ペットカメラを置くおすすめの位置
ペットカメラは、猫の行動パターンを把握した上で、最適な設置場所を選びましょう。
「猫」の習性と「留守番中」の動線を考えると、闇雲に中央に置くよりも、特定のスポットを狙う方が効率的です。
3匹の愛猫と暮らしてきた5年の経験から導き出した、筆者ねこまるが考える、安心感を得やすい3つのベストポジションをご紹介します。
設置場所おすすめ①猫がよく過ごす「定位置」
多くの猫には、お気に入りの寝場所や、日中よくいる場所(キャットタワーの最上段など)といった「定位置」があります。
👉猫がよく過ごす「定位置」が 一番おすすめ
- 「いつも通り」が一瞬で分かる
- 寝ているか=体調の目安になる
- 落ち着いているか=ストレス確認できる
ペットカメラを愛猫の「定位置」に設置すると、いつもの様子が映るだけで安心感がぐっと高まります。
我が家のてんは天真爛漫な性格ですが、留守番中は私のベッドの上で丸まって過ごしていることが多くあります。そこがてんの定位置です。

設置場所おすすめ②ごはん周りが少し見える位置
ごはん皿や自動給餌器の近くが、画面の端に入る程度に設置するのもおすすめです。
👉 健康チェック用におすすめ
- 食べたかどうかが分かる
- 食欲の変化に気づける
- 留守番の安心材料になる
「完食したか」が分かれば十分なので、食べている最中の顔をアップで映す必要はありません。食事の形跡が確認できれば、健康状態の大きなバロメーターになります。
設置場所おすすめ③部屋の端・壁際から斜めに
ペットカメラを部屋の中央に置くと、死角をなくそうとカメラが回転し続け、猫に威圧感を与えることがあります。
👉 全体の動きをゆるく把握にはおすすめ
- 猫の移動が自然に見える
- 威圧感を与えにくい
- 見えすぎない=飼い主の不安も減る
ペットカメラを壁際から部屋を対角線上に捉えるように設置すると、猫の移動経路を緩やかに把握できます。警戒心の強いゆずのようなタイプには、こうした控えめな配置が適しています。

失敗から学ぶ!猫の留守番で避けたほうがいい設置場所
良かれと思って設置した場所が、実は猫にストレスを与えたり、飼い主の不安を煽ったりすることもあります。
猫の留守番を快適にするために、避けるべきNGポイントを確認しましょう。
プライバシーと安心のバランスを崩さない設置方法が、長続きする見守りのコツです。
注意したい設置場所
- トイレを正面から映す位置:排泄の様子を見すぎるのは、健康管理を通り越して「監視」になりがちです。
- 玄関方向:「いつ帰ってくるか」を待ち侘びる猫の姿を見続けるのは、飼い主の罪悪感を強めます。
- 猫が落ち着かない高すぎる位置:見下ろされる感覚は、猫にとって威圧感になる場合があります。
特に我が家のゆずのように警戒心が強い猫の場合、カメラの動作音やレンズの光に敏感です。トイレなど、無防備になる場所を狙うのは避けてあげましょう。
見守りカメラの「設置高さ」と「角度」の黄金比
カメラを置く高さは、映像の分かりやすさだけでなく、猫への心理的影響も左右します。
猫の留守番を「お守り」として見守るためには、自然なアングルが理想的です。高すぎず低すぎない、猫の生活圏に馴染む設置角度を意識することで、よりリラックスした姿を観察できます。
おすすめは「猫の目線より少し高め」
床に直置きすると、猫がレンズを叩いたり倒したりする恐れがあります。かといって天井付近だと、猫の表情が見えにくくなります。
おすすめは、棚の上など「猫の目線より30〜50cmほど高い位置」です。
威圧感を与えない工夫
カメラのレンズが直接猫と目が合う角度よりも、少し見下ろす程度の角度がベストです。
てんのような甘えん坊はカメラに興味津々で突進してくることがありますが、少し高い位置に置くことで、機材の破損も防ぐことができます。
【体験談】愛猫てんとゆずが見せた留守番中の意外な姿
実際にペットカメラを設置してみると、想像していた留守番の様子とは違う発見があるものです。
我が家のてんとゆずのエピソードをご紹介します。猫たちの意外な行動を知ることで、カメラとの適度な距離感が見えてくるはずです。
ある日、カメラをチェックすると、普段は一定の距離を保っているてんとゆずが、同じクッションでくっついて寝ている姿が映っていました。`
飼い主がいる前ではお転婆なゆずが、お兄ちゃん的存在のてんに甘えている姿を見て、「留守番中も寂しいだけじゃないんだな」と心が温かくなりました。
逆に、ゆずがカメラの死角に入って3時間出てこなかったときは焦りましたが、帰宅すると押入れの奥で爆睡していただけ。この経験から、「映っていない=事件」ではないと学びました。
※たまに事件!?なんでここにいるの?ってことも!!

ペットカメラによる「見すぎ」を防ぐための心の持ち方
ペットカメラは便利な反面、依存しすぎると仕事や外出に支障をきたします。
猫の留守番を成功させる鍵は、カメラの機能以上に「飼い主の心の余裕」にあります。不安を解消するためのツールが不安の種にならないよう、自分なりのルールを決めておきましょう。
確認する時間をルーティン化する: お昼休みの1回だけ、など。
「動いていればOK」という基準: 細かい表情まで追わない。
カメラの通知機能を賢く使う: 動体検知通知のみに頼り、画面は見続けない。
猫は飼い主の焦りや不安を敏感に感じ取ります。カメラを通して「安心」を確認したら、あとは自分の時間に集中することが、結果的に猫との良い関係に繋がります。
総合的な安心のために!カメラ以外のチェックも忘れずに
ペットカメラの映像だけで、留守番のすべてを判断する必要はありません。
猫が快適に過ごせているかどうかは、帰宅後の様子やトイレの状態、ごはんの減り方など、多角的に判断すべきです。カメラはあくまで「補助」として使い、全体的な環境づくりに目を向けましょう。
以下のガイドでは、カメラ設置以外にも必要な「留守番の備え」を網羅しています。
▶ 猫の留守番が不安なときの総合チェックガイドペットカメラの位置調整とあわせて、こちらのチェックリストも活用して、万全の体制を整えてみてください。
まとめ|ペットカメラは「確認したい場所」だけで十分
猫の留守番におけるペットカメラの活用法、いかがでしたでしょうか。
おすすめの設置位置に正解はありませんが、「何を確認したいか」を軸に据えることで、自然とベストな場所が見えてきます。
- 何を確認したいか(生存確認、食事、リラックス度)を決める
- 監視ではなく「見守り」として見えすぎない位置を選ぶ
- 飼い主自身の不安をコントロールする
このポイントを意識するだけで、ペットカメラは猫と飼い主の絆を支える心強い道具になります。
ペットカメラで猫の留守番を安心に|必要性・置き場所・注意点の完全ガイド
→ 初めての方でも失敗しない使い方をまとめています
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