「仕事に行っている間、うちの猫は何をしているんだろう?」
留守番中の様子は見えないため、「ずっと寂しそうにしているのでは」「ご飯を食べずに待っているのでは」と心配になる飼い主さんも多いでしょう。
実際には、多くの猫は寝る・パトロール・毛づくろいを繰り返しながら、自分のペースで過ごしています。
この記事では、ペットカメラで観察した我が家の愛猫てん・ゆず・ののの実体験をもとに、猫の留守番中の24時間を詳しく紹介します。
留守番中の猫が安心して過ごせるかどうかは、出発前の準備で大きく変わります。我が家でも毎回確認しているチェック項目をまとめたので、外出前にぜひ活用してください。
▶関連記事:🐱 猫の留守番チェックリスト|出かける前に5分で確認できる20項目【保存版】

猫は留守番中に何してる?24時間の過ごし方を解説
猫は留守番中、寝る時間が最も長く、その合間に食事・パトロール・グルーミングを繰り返します。
ペットカメラで確認した我が家の猫たちも、ほぼ同じ行動パターンでした。
我が家の愛猫てんとゆずもほぼ同じ行動パターンでした。
猫の留守番中の過ごし方① ほとんどは寝ている
猫は留守番中、ほとんどの時間を寝て過ごします。
成猫でも1日14〜16時間ほど眠り、子猫やシニア猫なら20時間近く寝ることもあります。
「ずっと寝ていて大丈夫?」と心配になりますが問題ありません。
我が家のてんやゆずも、午前中から夕方までほとんどを寝て過ごしているようです。ゆずは押し入れの中の一番上で寝ていることが多く、てんはキャットタワーか私のベッドで寝て過ごすこと多いです。


我が家の愛猫てんは「うたた寝」より「爆睡」の時間が長いです
猫の留守番中の過ごし方② パトロールで安全確認
猫が留守番中に家の中を歩き回るのは、テリトリーに異常がないか確認するための「パトロール行動」です。窓の外を見たり、ソファやベッドに自分の匂いをつけ直すことで安心できる環境を保っています。この行動は、猫が家を「自分の城」として守っている証拠でもあります。
我が家の猫たちも、脱衣所など飼い主の匂いが残る場所をよく巡回しており、安心できる場所を確認している様子が見られます。
先代のののは脱衣場より浴室が好きでした。留守番以外の時もよく家庭内迷子になった時、浴室の床におとなしく寝ていたことが何度かありました。
のの、てん、ゆずの3匹に共通しているのは、家庭内パトロールをする際には、必ずといっていいほど脱衣場は立ち寄っていました。
猫の留守番中の過ごし方③ グルーミングでストレス発散
猫が留守番中にグルーミング(毛づくろい)をよくするのは、体を清潔に保つだけでなく、ストレスを和らげて気持ちを落ち着かせるためです。
起きている時間の30〜50%を使うほど重要な行動で、体温調節やリラックスにも役立っています。
ペットカメラで確認すると、てんはキャットタワーやベッドで寝ていることが多いです。
そして起きた直後にグルーミングを始める姿をよく見かけます。ちょっと神経質なのでは?と気になってしまうことがあります。てんなりに留守番中のストレスを発散しているのかな?

我が家の愛猫てんとゆずの留守番スケジュール例(平日)
以下は、共働き家庭で暮らす我が家のてんとゆずの実際の1日です。
猫によって個体差はありますが、我が家のてんとゆずは概ねこのような1日を過ごしています。
「猫は留守番中に何をしているの?」という疑問に対する、我が家のリアルな記録として参考にしてください。
このスケジュールは、休日の観察だけではなく、実際のペットカメラ映像を何度も見返してまとめたものです。
🐾【実録】てんとゆずの留守番中の1日スケジュール🐾
| 05:15 | 起床筆者ねこまるに合わせてんもゆずも活動開始 ゆずは就寝時ケージ内のため、ケージから解放 |
| 05:30 | ウエットフードを前菜として食べる |
| 06:15 | 朝ごはんのドライフードを食べる てんは速攻、ゆずは味わいながら 朝食後、しばらく仮眠 てんはベッドかキャットタワー ゆずは押し入れの最上階天袋 |
| 09:00 | おやつや猫草を食べるとお休みモード突入 各自お気に入りの場所で睡眠 |
| 09:30 | 飼い主出勤!見送りもせず睡眠継続 「いってきます!」の声掛けも迷惑顔 |
| 12:00 | ゆずが押し入れからでてきて、 一人運動会や家庭内パトロールなど活動開始 てんはその時の「睡魔」との闘い状況次第 起きてきたり、睡眠継続を選択 その後、再び睡眠 途中ゆずは起きて窓を眺めたりしますが、 てんは「寝る」を優先 |
| 18:00 | 自動給餌器からの夕ごはんを食べる てんは給餌器からごはんが出る音を目覚まし代わりに起床 てんとゆずは食後、再びそれぞれの場所で休憩・睡眠 |
| 18:30 | 飼い主帰宅 てんはリビングへきてへそ天状態 ゆずは押し入れで引きこもり継続 |
| 19:30 | 2回目の夕食を自動給餌器から食べる 食いしん坊のてんのため、夕食は少量を数回にわける ゆずは小食のため、 自動給餌器のごはんを1回では食べきれず、別途手動であげる |
| 20:30 | てんとゆずが大好きな「ママとのお遊びタイム」 100均で購入したおもちゃなどで遊ぶ、てんとゆず 追いかけまわしたり、飛び跳ねたり、かなりの運動量を消費 |
| 21:00 | リビングでリラックスタイム ママのそばで一緒にテレビを観る てんはママの足元付近 ゆずはママのいるソファの背もたれ上がお気に入りの場所 |
| 23:00 | 就寝タイム てんは大好きなママの布団で一緒に就寝 ゆずは「ハウス」の声掛けでケージへ自ら入り就寝 |
これが、我が家の猫たちの留守番中と1日のスケジュールです。

ペットカメラを設置する前は「留守番中ずっと寂しそうにしているのでは」と心配していました。
しかし、実際にペットカメラで確認してみると、てんもゆずも想像以上に寝ている時間が長く、それぞれお気に入りの場所でマイペースに過ごしていました。飼い主が思う以上に、猫は自分なりの留守番ルーティンを作っているのだと感じています。
「留守番中ずっと寝ているなら、飼い主の帰りは待っていないの?」
そんな疑問を持った方は、ペットカメラで観察して分かった我が家のてんとゆずの行動もぜひ参考にしてみてください。
猫は留守番中にご飯を食べる?食べない理由と過ごし方
猫は留守番中でもご飯を食べることはありますが、飼い主がいないと食べない猫も多く見られます。これは異常ではなく、本能や安心感の違いによるものです。帰宅後にまとめて食べるケースも多いため、元気であれば過度に心配する必要はありません。
猫が留守番中に食べない理由|本能による行動
猫が留守番中にご飯を食べないのは、野生の本能による行動です。食事中は無防備になるため、安心できる環境でしか食べない傾向があります。飼い主がいない状況では警戒心が強まり、あえて食事を控えることもありますが、帰宅後に食べるなら基本的に問題ありません。
実は、飼い主がいない間は全くごはんを口にせず、帰宅してから「待ってました!」とばかりにガツガツ食べる猫は多いです。これは以下の理由が考えられます。
- 食後が一番無防備だから: 野生下では、食後は天敵に襲われやすい時間です。守ってくれる飼い主がいない間は、食事を控える本能が働く場合があります。
- 食べる楽しみが「交流」とセット: 飼い主の目の前で食べることに安心や喜びを感じるタイプの子です。
▶ 関連記事:🐱自動給餌器のごはんを食べない理由|留守番前に確認すること

我が家の食いしん坊のてんは、「食べない!」という心配ではなく、反対に「食べ過ぎ」が心配です。自動給餌器のタイマーセットでの食事まで待てずに、手を入れ食べてしまうことがあります。
帰宅後にまとめて食べるのは正常?注意点
猫が帰宅後にまとめてご飯を食べるのは、安心できる環境で食べたいという本能によるもので、多くの場合は正常な行動です。ただし、急いで食べすぎると吐き戻しの原因になることもあります。早食い防止の工夫や少量ずつ与えるなど、食べ方にも注意して見守りましょう。
健康な成猫さんなら、半日ほどのごはんのお休みはそれほど心配いりません。ただ、もし24時間を超えて水も食事も手がつかない時は、心細さや体調の変化が隠れていることもあります。
特に、帰宅した後に吐き戻しや下痢が見られる場合は、猫ちゃんからの「お休みが必要だよ」というサインかもしれません。
このような場合、自己判断せず、早めに獣医師に相談しましょう!!
猫は留守番中に寂しい?過ごし方で分かるサイン
猫は基本的に単独行動を好みますが、留守番中にまったく寂しさを感じないわけではありません。長い歴史の中で人間と暮らすうちに、飼い主との強い絆を求めるようになりました。
過剰に鳴く、食欲が落ちる、帰宅後に異常にベタベタするなどの行動が見られる場合は、不安やストレスのサインと考えられます。普段との違いを観察することが大切です。
- 過剰な鳴き声: 見守りカメラなどで、誰もいない部屋に向かって延々と鳴き続けている場合。
- 不適切な場所での排泄: 自分の匂いと飼い主の匂いを混ぜて安心しようとする健気な行動の現れです。
- 過度なグルーミング: 特定の場所を舐めすぎてハゲてしまう。
- 帰宅後の異常なベタベタ: 離れていた不安を埋め合わせようとするサインです。
幸い我が家のてんとゆずにはこのような変化は見られませんでしたが、先代のののは帰宅後に普段以上に甘えてくることがありました。
▶ 関連記事:🐱猫は留守番で寂しい?大丈夫なケースとサイン・ストレス対策を解説
▶関連記事: 🐱猫が留守番後にベタベタ甘える理由は?帰宅後の心理と安心させる接し方
猫の留守番中の過ごし方|【実録】ペットカメラで分かったリアル
我が家でも実際に「ペットカメラ(見守りカメラ)」を設置して、愛猫たちの留守番を観察してみました。そこで見えてきたのは、個性あふれる3匹の過ごし方でした。
例えば、
ののは、冬場ベランダに近い日当たりの良い場所で門番のように寝ていたりするのが好きでした。冬でも暖かい日の午後など、「そこにいたら暑くないの?」とこちらが心配になることもあるくらいその場所が好きでした。
てんは私の部屋でキャットタワーの上か、私のベッドで寝て過ごすくことが多いです。ペットカメラの録画を見返すと、午前9時頃から17時頃までほぼキャットタワーで寝ていました。

ゆずは、警戒心が強い割には、一人で過ごしている時は活発に動き回っていることもあります。お風呂場や脱衣場をうろつくことがあります。お転婆な面もあり、たまに洗濯かごに入ることもあるようです。
ペットカメラで「普段通り過ごしている」ことが確認できるだけで、飼い主側のストレスも劇的に減ります。
▶ 関連記事: 🐱ペットカメラは本当に必要?留守番が不安な家庭の判断基準


留守番中も、こうした『まさか』の場所に隠れているかもしれません
猫の留守番は何時間まで?過ごし方と安全ライン
猫の留守番は、健康な成猫であれば半日〜1日程度が目安とされ、環境が整っていれば1泊まで可能なケースが多いです。ただし長時間になるほどストレスや体調変化のリスクが高まるため、水・食事・室温管理を徹底し、猫の性格に合わせた環境づくりが重要です。
我が家では猫たちの留守番は1泊までです。2泊以上になる場合はシッターやペットホテルの検討が必要と考えています。
▶ 関連記事:🐱長時間留守番は何時間まで大丈夫?猫の限界とストレス対策
留守番中の過ごし方を快適にする5つの準備
- 室温管理の徹底: エアコンの「つけっぱなし」は必須です。(タイマー利用も可)
- 水の複数設置: 倒して飲めなくなるリスクを避けるため、最低3箇所以上に水飲み場を。
- 安全な隠れ場所: 雷などの予期せぬ音に驚いたとき、すぐに逃げ込める場所を用意。
- 退屈対策: 1人で遊べる知育玩具や、外が見える窓辺のスペース。
- 誤飲防止: 紐やビニール袋、輪ゴムなどは絶対に片付ける。
我が家でも留守番中はエアコンを活用しています。夏や冬の設定温度、実際の運用方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。『猫の留守番エアコン完全ガイド|最新の適温・電気代・停電対策を解説』

猫は留守番中に何してる?よくある質問(FAQ)
猫の留守番中の過ごし方については、「ずっと寝ているの?」「飼い主の帰りを待っている?」「寂しくないの?」など、さまざまな疑問を持つ方が多くいます。ここでは、実際によくある質問に、我が家の実体験も交えながらお答えします。
猫は留守番中ずっと寝ていますか?
猫は留守番中ずっと寝ているわけではありませんが、1日の大半を睡眠にあてるため、留守番中も寝て過ごす時間が最も長くなります。
成猫は1日に約14〜16時間、子猫やシニア猫では18〜20時間ほど眠ることもあります。起きている時間は、ご飯を食べたり、家の中をパトロールしたり、毛づくろいをしたりして過ごします。我が家でもペットカメラで確認すると、てんもゆずも昼間のほとんどはお気に入りの場所で眠っていました。
▶ 関連記事:🐱猫が留守番中ずっと寝てるのは大丈夫?理由・危険サイン・正しい対処法
猫は留守番中に飼い主を待っていますか?
猫は一日中玄関で待っているわけではありませんが、帰宅時間が近づくと行動が変わる子もいます。
猫は時間や生活リズムを覚えるのが得意で、飼い主の帰宅時間に合わせて起きたり、玄関へ向かったりすることがあります。一方で、帰宅直前まで眠っている猫も珍しくありません。性格や生活習慣によって行動は異なりますが、「待っている=ずっと起きている」というわけではないのです。
▶ 関連記事:🐱留守番中、猫は飼い主を待っている?|姿が見えない間の本当の気持ち
猫は留守番中に寂しいと感じますか?
猫も留守番中に寂しさを感じることがありますが、その表れ方には大きな個体差があります。
帰宅後にいつも以上に甘える、食欲が落ちる、過剰に鳴くなどの変化が見られる場合は、不安やストレスのサインかもしれません。ただし、多くの猫は安心できる環境が整っていれば、自分のペースで留守番を過ごしています。普段との違いを観察することが大切です。
▶ 関連記事:🐱猫は留守番で寂しい?大丈夫なケースとサイン・ストレス対策を解説
ペットカメラは設置した方がいいですか?
ペットカメラを設置すれば、留守番中の猫がどのように過ごしているかをリアルタイムや録画で確認できます。
我が家でも実際にペットカメラを設置したことで、「ずっと寂しそうにしている」と思っていた予想とは違い、てんもゆずもほとんどの時間を寝て過ごしていることが分かりました。留守番中の様子を把握できることで、飼い主の不安が軽減され、体調や行動の変化にも早く気付けるようになります。
▶ 関連記事:🐱猫の留守番にペットカメラは必要?実際に使って感じたメリット・不要なケース
猫は留守番中にご飯を食べないのは大丈夫?
留守番中にご飯を食べなくても、帰宅後に普段どおり食べて元気があれば、多くの場合は心配ありません。
猫は食事中が最も無防備になるため、飼い主がいない間は警戒して食事を控えることがあります。帰宅後に普段どおり食べて元気や排泄にも問題がなければ、過度に心配する必要はありません。ただし、24時間以上食べない場合や体調に変化が見られる場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
▶ 関連記事:🐱猫が自動給餌器のごはんを食べない!慣れるまで何日?原因と対策
まとめ|猫は留守番中に何してる?安心できる過ごし方とは
ペットカメラで何度も確認してきた我が家の猫たちは、留守番中ずっと悲しんでいるわけではありませんでした。環境が整っていれば、彼らにとっては「邪魔されずにパトロールと昼寝を満喫できる、質の高い休息時間」にもなり得ます。
大切なのは、帰宅したときに「寂しい思いをさせてごめんね」と過剰に謝るのではなく、「待っててくれてありがとう!」といつも通り穏やかに接することです。飼い主の心の安定が、猫にとって一番の安心材料になります。
共働きの我が家では、猫たちを迎えた頃は「留守番中ずっと寂しがっているのでは?」と心配していました。
しかしペットカメラで確認すると、ののは窓際、てんはキャットタワー、ゆずは押し入れなど、それぞれお気に入りの場所でのんびり過ごしていることがほとんどでした。
今では「かわいそうだから留守番させる」のではなく、「安心して過ごせる環境を整えることが大切」と考えています。
留守番の不安を最小限にするための具体的なチェック項目は、こちらの総合ガイドでも詳しく紹介しています。出発前にぜひ一度チェックしてみてください。
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