「仕事中、うちの子は寂しい思いをしていないかな?」
「ずっと寝ているみたいだけど、退屈すぎてストレスが溜まっていないかな?」
愛猫を留守番させて外出するとき、私たち飼い主はどこか申し訳ないような、不安な気持ちになりますよね。
我が家では現在保護猫出身の2匹の猫と暮らしています。
一匹で過ごすより2匹でいる方が少しは寂しくないのではないか?一緒に遊んで退屈しないようにと多頭飼いをしています。
しかし、2匹でお留守番をしていても、一緒に遊ぶよりは、それぞれお気に入りの場所で寝ていることが多いようです。
猫の飼育本などでは、一般的には、「猫は1日12時間から16時間ほど眠る動物だから大丈夫」と書かれています。確かに間違いではありませんが、それだけで心から安心できるかというと、少し不安が残る方も多いのではないでしょうか。
そんな疑問を感じていたある休日、私は愛猫と“本気の昼寝”をしてみることにしました。そこで見えてきたのは、猫の深い眠りと、留守番中の心の安定につながる可能性でした。


きっかけは、愛猫との何気ない昼寝
ある休日の昼食後、強い眠気に負けて私がベッドに入り、本格的に「寝るモード」になったときのことです。
我が家の愛猫てんが、私のお腹の上に乗り、そのまま眠る姿勢を見せました。
せっかくなので布団の中に誘い、一緒に横になることにしました。私自身も数時間眠ってしまうほどの熟睡でしたが、起きたとき、てんは微動だにせず、隣で気持ちよさそうに眠り続け、起きる気配がなく、そのまま寝かせておくことに。
その後も休日のたびにほぼ毎回、てんと私の「ガチ昼寝」を繰り返すうちに、ある共通点に気づきました。
猫は留守中どのように過ごしているのか気になる方は、こちらも参考にしてください
猫の「深い眠り」は安心しているサイン
猫は警戒心の強い動物です。本来、周囲に不安を感じている状態では、深い眠りに入ることはできません。
我が家にはてん以外にもう一匹、ゆずという名前の愛猫がいます。
ゆずは警戒心が強く、寝ているようでも、ちょっとした人の気配を察する、眠りの浅い印象の猫です。
しかし、休日私と昼寝をするてんの様子を観察すると、次の特徴が見られました。
- 体を伸ばして無防備な姿勢で眠る
- 私の脇の付近で丸くなった姿勢で眠る
- 物音がしてもすぐに起きない
- 私が起きてもそのまま眠り続ける
猫の寝姿は、一般的にリラックス状態の目安になるといわれています。
我が家の愛猫の寝姿はまさに、「この環境は安全」「隣にいる存在は信頼できる」という、リラックス・安心状態にあるサインと考えられます。

添い寝後に、長時間ぐっすり眠る理由
私の昼寝は長くても1時間程度ですが、てんはその後も夕方までベッドから動かず、深く眠り続けることがよくあります。
この様子を何度も観察しているうちに、ある仮説が生まれました。
「安心した状態でしっかり眠ることが、その後の長時間の留守番中の安定につながっているのではないか」
実際、安心して深く眠れた日は、外出後も落ち着いて過ごしている様子が多く見られます。
安心の蓄積が「留守番の強さ」になる
猫は環境の変化に敏感ですが、同時に「安心できる経験」を積み重ねることで、精神的に安定していく動物でもあります。
留守番後の行動については、こちらも参考になります。
飼い主との添い寝には、次のような効果があると考えられます。
- 安心できる時間の記憶が残る
- 家=安全な場所という認識が強くなる
- 飼い主は必ず戻ってくる存在だと学習する
こうした安心の積み重ねが、留守番中の不安軽減につながっている可能性があります。
また、飼い主との安心時間に加えて、日中の過ごしやすさを整えることも大切です。
留守番が多い家庭では、環境を見直すことで猫の不安を減らせる場合もあります。詳しくはこちらの記事で解説しています。
🐱猫の留守番は何時間まで?長時間外出でも安心な環境作りと注意点
特別なことをしなくても大丈夫|日常の工夫で留守番の安心につながる
「毎日一緒に昼寝する時間なんて取れない!」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、愛猫と私にとって重要なのは長時間ではなく、安心して過ごせる時間を日常の中に作ることが大切だと考えます。
留守番前のちょっとした関わりや生活リズムを整えることで、猫の不安は大きく軽減できるはずです。日常のちょっとしたことの積み重ねが、あなたの猫にとって留守番中の安心につながります。
- 出かける前に少しなでる
- 帰宅後に声をかける
- スキンシップをとる
- 隣でリラックスする時間を作る
こうした小さな積み重ねが、猫の心の安定につながります。
留守番前の環境づくりも忘れずに
安心の蓄積に加えて、環境面の準備も重要です。
- お気に入りの寝場所を用意する
- 室温を快適に保つ
- 水とトイレを十分に準備する
猫の留守番全体について不安な時は、こちらの記事も参考にしてください。
🐾 愛猫との「離れる時間」に合わせた安心ガイド🐾
🐱仕事など、日中の外出が長い方に
▶猫の留守番は何時間まで?長時間でも安心な環境作り
🐱1泊程度の外泊を予定している方に
▶猫の留守番1泊なら大丈夫?準備と注意点まとめ
🐱旅行や帰省など連休で、数日空ける不安がある方に
▶猫の留守番は何日まで?1泊2日・2泊3日の安全ライン
まとめ|深く眠れる安心が、留守番の安定につながる
愛猫てんとの「ガチ昼寝」を通して感じたのは、猫にとって安心して深く眠れる時間の大切さでした。
添い寝は単なる癒しの時間ではなく、信頼関係を深め、家で過ごす時間の安心感を高める効果があると信じています。
その安心の積み重ねこそが、留守番中の落ち着きや心の安定につながるのではないかと私は考えています。
特別なことをする必要はありません。
日常の中であなたと一緒に過ごす穏やかな時間が、猫にとって何よりの安心対策になるのです。
心の安心と同じくらい大切なのが、お留守番中の「お腹の安心」です。
我が家では円盤型の自動給餌器を愛用していますが、実は食いしん坊のてんに「隙間からつまみ食い」をされるという大事件が発生しました。
追伸:🐱この記事に登場した「我が家のにゃんず」をご紹介
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。この記事でアスレチック(ケージ)を楽しんでいたゆずや、食いしん坊のてんについて「どんな子?」と気になってくださった方へ、少しだけ我が家の愛猫たちを紹介させてください。
筆者:ねこまる
🐾 てん(5歳・男の子) 食欲旺盛!自動給餌器との戦いに明け暮れる、頼れる(?)兄貴分。
🐾 ゆず(2歳・女の子) お転婆で警戒心も強め。ケージは「中」より「上」が好き派。
20年以上、猫や犬と暮らしてきた経験を活かして、皆さんの「猫との安心な暮らし」をサポートする情報を発信しています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたと愛猫ちゃんの安心なお留守番に少しでもお役に立てたなら幸いです。 当サイトでは「猫の心」「食事」「見守り」の3つの視点から、さらに踏み込んだ具体的な対策をまとめています。
他の記事もぜひ参考にして、あなたのご家庭にぴったりの「安心」を見つけてみてくださいね。
🐱 あわせて読みたい
-
▶【実体験】見守りカメラは必要?
猫3匹と暮らしてきて分かった判断基準 -
▶【理由と対処】猫が留守番中に落ち着かないのはなぜ?
愛猫の不安を和らげるコツを知りたい方へ -
▶【心のケア】自動給餌器があっても寂しい?
愛猫の「留守番の不安」を減らすフォローと安心のコツ
